2021.10.19 11:07Road to ぼくと先輩 3巻「Dog Days」こんにちは。ぼくと先輩の新しい物語には犬が登場します。それで場面によっては毎日のように犬を描いています。生れてこのかた猫としか生きてこなかったわたしが。猫は描けても犬はだめ。一緒に暮らした経験がないため、その存在が脳に刻まれていないのです。絵を描く人は、描く対象の存在とそれに対する自身の経験を見ているのだと思います。例えをひとつ。苺を描く...
2021.10.13 09:48Road to ぼくと先輩 3巻 「想像上の本」まだこの世に生まれていない本を想う。それはわたしの手作業の果てに実現する。手を止めれば淡い夢のまま。本を作るにはどうしたらいいのでしょう。ありもしない書物を手にしたつもりで見てみよう。表紙の手触り.本文紙の柔さ印象的な見開きはどこ.主人公はどこへいく.想像する。ニヤリ笑えてくる。影も形もなかったものがどうにか点線でB5サイズを結べるくらい...