きみが生まれた日は

真夏の盛り、8月6日は「ぼくと先輩」主人公・近場くんの誕生日です。

じつは、物語内でちゃんと歳を重ねることになりまして、制作中の4巻では27歳の近場くんです。(遠久野さんは35歳に。)

ひとつお兄さんになったとて、近場くんはあいかわらず。

多くひらめき、それを逃さない強さを見せてくれるはずです。

4巻は来年の2月を目標に制作しています。とてもお待たせしてしまいます。前回までの記事でツラツラと描写の技術的なことを書いていますが、印刷・製本において初めての試みがありまして、時間がかかっています。

変わらないのは「手描きである」ことや「紙の本であり、サイズやメインロゴの変更は無し」「物語は1,2,2.5と3巻の続き」です。主人公もふたりのまま。

進行上の決定でおもしろい話があれば、ここに書いたりXことTwitterに投稿してみますね。

いつも、わざわざここに来て、読んでくれてありがとう。

ここはコメントが書けないのでご意見ご感想はわたし直通メールまで。お話しましょう。


以下、また描写上の「やっちまった」小ネタと、最近わたしが友だちとしているユルい活動の話を書きます。お暇でしたらこのままスクロールして読んでね。

(2023年8月6日 木村さくら)


はい、絵の、やっちまった話です。

最近は「ペン描きまで終えた原画をPCに保存し、水彩紙に刷って仕上げていく」を試行しています。普通の家庭用プリンターですが、刷る際はコツがありまして。水墨漫画家のわたしとしてはかならず「白黒印刷」を選択しなくてはなりません。モノクロトナーは「顔料」で耐水性があります。それに対しカラートナーは「染料」。水に溶けるのです。

上の写真ではモノクロ線画を「フルカラー印刷」してしまい、あえて実験してみようと水彩色鉛筆で落書きしてから、一気に水を落としてみました。トナーが色鉛筆と一緒に溶けて、線はセピアやブルーに滲みました。

わたしはこれに「日の光」や「風の動き」なんかを感じてしまいます。これもひとつの技法にして活かせそうです。むかし何かで読んだ、漫画家の田島昭宇先生のカラーインクテクニックのような気もしてきます。

「やっちまった」は「おもろいやん」の種なんですね。革命を求めるなら、どんどん転んでいくしかない。


続きまして「点点」のお話を。

長年の友だちと「こんなのやってみたいね、をひとつずつ叶えていく会」のようなものを始めました。

楽しく運動したい、もっとつっこんだ話をしたい、逆にどうでもいいこと喋りたい、こんな物がほしい!等、決まりがなく形にこだわらない活動です。

現在はウォーキングして語り合う「ウォーク」、収録して配信するというのに無駄話にうつつをぬかす「ラジオ」をやっています。

いづれも、あまり深く考えて取り組んでいません(笑)思ったらすぐ始めてみました。ほんとうに、今年の春からポッと。便利なツール(SNSやポッドキャストのステーション)を利用してあっという間に。うれしいことです。

以下はわれわれのメインビジュアル。すごくいいでしょう。ここだけは全力投球しました!

左からミーサ(誕生日が近場くんとおんなじ!)、サクちゃん(わたし)、オム(つよい天パがかっこいい)の3人です。

各インスタURLを書いておきますので、遊びに来てね。

「ウォーク」インスタ→https://www.instagram.com/tenten_walk/

「ラジオ」インスタ→https://www.instagram.com/tentenradio/

ラジオはSpotifyでアカウントがない方でもPC上で聴けるようです。ぜひ聴いてね。


ぼくと先輩のまど

木村さくらの漫画本 「ぼくと先輩」ホームページ 本には入りきらない 「ぼく先」世界のかけら ひとつひとつを発信します

0コメント

  • 1000 / 1000