進撃のよっくん(ぼく先ペーパーウェブ版)&続・セタガヤママ展のご案内

良純メジャーデヴュー?「ぼくと先輩」をさしおいて?

わたくし木村さくらはこのたび「世田谷の文化」関連の企画展に漫画家としてたずさわりました。漫画タッチの人物イラストをいくつか描きおろしたなかから、メイン広告にご採用いただいたのはなんと、ぼく先に登場する「よっくん」ら子供たちでした。

このぼく先ウェブ版ペーパーは展示運営側のおゆるしを得て、ぼく先世界とひもづけて描いています。

よっくんが「東京進出!!」と言っていますが、漫画本「ぼくと先輩」は東京の取扱店はまだ1店のみ。本編からフライングしたかれらの活躍、しかと見とどけてくださいね。展示会場にはわたしの直筆「ガラス絵」もあります。ぜひのお越しを。

では、上の↑ひとこまからの続きをどうぞ↓

近場くんと遠久野さん、どちらもたいへんな「こどもの日」でした。

「クルセイダーズ」こと房総のこどもたちと、国際色豊かな都心地域のジャスミンやアーロンくんは本編3巻で邂逅!みんなでおどってます。その後のこどもたちエピソードは頭にあるけども、いつ描けるんだろう。漫画ってほんとうに時間と人生がかかる。


さて今回の記事はもうすこし続きます。後半は「続・セタガヤママ展」についてお伝えします。


「続・セタガヤママ展」

40年以上まえ、わたしの母(平野公子)が自宅を開放し、近所のお母さんやこどもたちが集まって本を読んだり物を作ったりして、刊行物が生まれたり、店舗をひらいたひとがいて、活動の一部は現在も存続していて…。

母のお腹にいたわたしはきっと、物語から世間話から、たくさん聴いているんですよね。

父(平野甲賀)が「プリントごっこ」で通信紙刷って。

わたしは生まれてすぐ絵を描きだして、何十年後かに物語考えて漫画描いて本刷ってね。作って作って、作り続けて、気付いたら「セタママ展」の会場に絵を描くため、脚立のうえにいたんです。

それで「おお、つながってるぞ。このガラスの絵も、おおきな流れの一部になっている。気持ちいい」と感じたのでした。


初めて見るひともふしぎと懐かしい、数かずの写真や資料。

40年分のコツコツと大きな流れを感じにきてください。


続・セタガヤママ

小さなメディアの40年

2023年01月31日(火)~2023年04月23日(日)

9:00~21:00 祝日をのぞく月曜休み

三軒茶屋キャロットタワー3F

生活工房ギャラリー

https://www.setagaya-ldc.net/program/552/



最後に。

実店舗「セタガヤママ」と店主・大橋さんの思い出は「玄米」とともにあります。



ほがらかな大橋さんとやわらかく炊けた玄米ごはん。

わたしは今でも玄米を食べるよ、大橋さん。

黒すりごまをかけたら「おおはしさん」と想って「味方だなぁ」とかみしめます。

(2023年2月3日 木村さくら)


ぼくと先輩のまど

木村さくらの漫画本 「ぼくと先輩」ホームページ 本には入りきらない 「ぼく先」世界のかけら ひとつひとつを発信します

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