8月6日 獅子の愛

わたしの大切なきみ、みんなのかわいい子。

今日は「ぼくと先輩」主人公・近場創大くんの誕生日です。

「ぼく先」が本になるまでは、いろいろな試しがありました。

一番最初のネームと一番最初の水墨原稿は日の目を見ず、しまってあります。わたしの心はそれらを忘れてはいなくて、特にさいきん気になってきたのです。次の新しい物語にヒントをくれそうな気がしています。

(以下、初ネームと没原稿の近場くん)

近場くんがわたしにもたらしたのは、「身体で考える」ことです。

かれが生まれたとき、楽しくて少し恐ろしくて、眠れず食べず、そわそわと走ってばかりいたなあ。頭でだけわかったって、表せない、どうしよう?って。(神戸岡本「山麓リボンの道」にはかれの思考が残っているはずよ。)

(理念はともかく感覚的に)心技体を目ざしたわたし。それがかれの基礎になり、近場家は武道一家として物語に現れたのでした。


(以上は本に未収録の、ペーパーやSNS掲載のコマ。えへ♥ですけどね、ええ。心技体ですよ。)


わたしは誰よりも、きみの成長を楽しみにしているよ。あいかわらず身体を動かし、考えるよ。一体何が表われてくれるだろう!


(2022年8月6日 木村さくら)

このHP上にある近場くんの短編はこちらです↓


ぼくと先輩のまど

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