かなしい詩、水泳の漫画

つきまとう哀しみと答えがない迷い。原因なきうら寂しさ。事実無根の夢、妄想。

針のむしろになった自分を無視してさらに傷み。それに怒るのも自分。いまさら許せないこと。


つきない強運。

どこにでも現れる守護者。忘れ得ぬ人生の冒険。心の中にだけいる永遠の恋人。

水に浮かび全てを溶かすわたし。わたしでありみんな。


卵のストレッチ。幼虫の筋トレ、さなぎのめい想、こどものダンス。大人になったら身体芸術。もえつきて死者のスイミング。

わたしはひとつの生命のなかで、何回も生まれ変わっている。

いまは「死者」。だから泳ぐ。

(2022年4月14日 木村さくら)

ぼくと先輩のまど

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